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話題の馬肉とその他の肉との成分比較

今回は馬肉について書いていこうと思います。
筆者の大好きなyoutuberのjinさんやシャイニー薊さんなどが動画等で紹介して居たので興味を持ちました!
その他の種類の肉と成分を比較して解説して行こうと思います。


学校を卒業してだいぶ経過しているので栄養君の2015年版で計算してます。
成分など少々最新版と違う可能性がありますのでご了承ください。

馬肉とその他の肉との成分比較

 今回は鶏ムネ肉(皮なし)、鶏ささみ肉、豚ヒレ肉、牛ヒレ肉、鹿肉(赤み)、ラム肉と比べてどの成分が秀でているのか比べてみました。
全て100g当たりの栄養素で表記しています。

エネルギー

馬・赤肉-生 110Kcal
豚・かた・赤肉-生 125Kcal
輸入牛・かた・赤肉-生 130Kcal
若鶏・むね、皮なし-生 108Kcal
若鶏・ささ身-生 105Kcal
しか・肉・赤肉-生 110Kcal


全て脂質の低い部位を使って書いているので大差はないです。
この中ではエネルギーが高い牛肉・豚肉の脂質は4.6gと3.8gとなっています。
100g単位で比較するとどれも低カロリーのジャンルに入ります。

タンパク質、アミノ酸の比較

タンパク質
馬・赤肉-生 20.1g
豚・かた・赤肉-生 20.9g
輸入牛・かた・赤肉-生 20.4g
若鶏・むね、皮なし-生 22.3g
若鶏・ささ身-生 23.0g
しか・肉・赤肉-生 22.3g


イソロイシン
馬・赤肉-生 990mg
豚・かた・赤肉-生 921mg
輸入牛・かた・赤肉-生 933mg
若鶏・むね、皮なし-生 1200mg
若鶏・ささ身-生 1238mg
しか・肉・赤肉-生 表記無し


ロイシン
馬・赤肉-生 1700mg
豚・かた・赤肉-生 1657mg
輸入牛・かた・赤肉-生 1628mg
若鶏・むね、皮なし-生 1900mg
若鶏・ささ身-生 1960mg
しか・肉・赤肉-生 表記無し


バリン
馬・赤肉-生 1000mg
豚・かた・赤肉-生 1013mg
輸入牛・かた・赤肉-生 998mg
若鶏・むね、皮なし-生 1200mg
若鶏・ささ身-生 1238mg
しか・肉・赤肉-生 表記無し


グルタミン
馬・赤肉-生 3100mg
豚・かた・赤肉-生 3130mg
輸入牛・かた・赤肉-生 3147mg
若鶏・むね、皮なし-生 3600mg
若鶏・ささ身-生 3713mg
しか・肉・赤肉-生 表記無し


アミノ酸の中で個人的に重要度の高い物を抜粋しました。
バリン・ロイシン・イソロイシンはBCAAと呼ばれており、人の筋肉中に多いアミノ酸であり、運動中の筋肉の分解を抑えたり、筋肉の合成を促してくれます
グルタミンは小腸などでエネルギー源として消費され、免疫向上などにも関与するアミノ酸酸です。
比較してみると、どの肉でも突出して高いと思われるアミノ酸はあまりなかったです。
タンパク質量が多ければそれだけアミノ酸の総量も多いので、タンパク質量が多い肉がアミノ酸量も多い傾向にあります。


しかし、他の食材群や部位と比較するとタンパ質の含有量は多いです。
タンパク質だけ見ると鶏肉のタンパク質量の壁は高いですが、100g当たりで20gを超えるので高タンパク食品です。
また、食べる事はこの中で1番少ないと思いますが鶏肉に次いで鹿肉が高タンパクでした。

もっと詳しくBCAAを知りたい方はこちら!

ビタミン類

ビタミンB1
馬・赤肉-生 0.24mg
豚・かた・赤肉-生 0.27mg
輸入牛・かた・赤肉-生 0.25mg
若鶏・むね、皮なし-生 0.10mg
若鶏・ささ身-生 0.11mg
しか・肉・赤肉-生 0.35 mg


ビタミンB2
馬・赤肉-生 0.24mg
豚・かた・赤肉-生 0.27mg
輸入牛・かた・赤肉-生 0.25mg
若鶏・むね、皮なし-生 0.10mg
若鶏・ささ身-生 0.11mg
しか・肉・赤肉-生 0.35 mg


ビタミンB6
馬・赤肉-生 0.02mg
豚・かた・赤肉-生 0.37mg
輸入牛・かた・赤肉-生 0.27mg
若鶏・むね、皮なし-生 0.54mg
若鶏・ささ身-生 0.60mg
しか・肉・赤肉-生 0.54mg


ビタミンB12
馬・赤肉-生 7.1μg
豚・かた・赤肉-生 0.4μg
輸入牛・かた・赤肉-生 2.4μg
若鶏・むね、皮なし-生 0.2μg
若鶏・ささ身-生 0.1μg
しか・肉・赤肉-生 0.6μg


ビタミンB1、B2、B6はどれも大きな差は無いと言えます。
ビタミンB12は馬肉が1番多いです。2番目に含有量が多い牛肉の2.4μgと比べても3倍近く含有量がありますね。
このビタミンB12は吸収率が50%程度とされており、胃を切除した人やではさらに下がります。
高齢者では体内のビタミンB12の貯蔵量の減少を抑えるために、若い時からビタミンB12を6〜10μgの摂取をオススメします!
赤血球を作るのに関与しているため不足すると巨赤芽球貧血となります!
(健常人ではビーガンの方はサプリメントで補給しなければこの貧血になります)
馬肉はビタミンB12の補給源として良いのではないかと思いますよ!

もっと詳しくビタミンについて知りたい方はこちら!

ミネラル



馬・赤肉-生 4.3mg
豚・かた・赤肉-生 1.1mg
輸入牛・かた・赤肉-生 2.4mg
若鶏・むね、皮なし-生 0.2mg
若鶏・ささ身-生 0.2mg
しか・肉・赤肉-生 3.1mg


カルシウム
馬・赤肉-生 11mg
豚・かた・赤肉-生 4mg
輸入牛・かた・赤肉-生 4mg
若鶏・むね、皮なし-生 4mg
若鶏・ささ身-生 4mg
しか・肉・赤肉-生 3mg


馬肉で良く話題で話題に上がるミネラルはこの二つではないでしょうか。
鉄に関しては1番多く4.3mgです。
ご存知の方は多いと思いますが、女性では多い鉄欠乏性貧血の改善に必要なミネラルです。
月経のある成人女性の必要量では17〜29歳では8.5mg、30〜69歳では9.0mgとなっているので馬肉100gで約50%も摂取できることになります!
馬肉の鉄はヘム鉄と言い、植物に含まれる非ヘム鉄と違い吸収率も高いです!


カルシウムはざっくり600〜700mg程度1日に必要とされており、牛乳200ml(小さいパック一本)で約220mgなので微量です。
補給源としては考えなくて良いでしょう。

その他特徴のある成分


グリコーゲン
正確な数値のある論文等は見当たりませんでした。
牛肉の3倍と言われていますが炭水化物が馬肉自体に2.08gしか入っていないので糖質補給という名目では少ないと思います。
ただ、運動後などは筋肉が積極的に糖質を吸収するので運動後にタンパク質のついでに補給できると考えれば悪くはないでしょう。

コスト面や安全面


鶏肉、豚肉、牛肉に比べて流通量が少ないので当然コストは高くなります。
鶏肉、豚肉、牛肉(表面さえ焼けばほぼ生で食べれますが)に比べて衛生的な肉ではあるのですが、安全とは言い切れません。
サルコシスティス・フェアリーという食中毒があるので過信は禁物ですよ。

おまけ


馬肉と比較しやすいように全ての肉を赤みで成分を出しましたが部位によっては脂質などが多い部位もあります。


また、今回出した成分は標準的な栄養成分なので飼育環境、飼料、馬の種類によっても、成分組成は違うと考えてください。

脂肪酸組成などは特に影響を受けると思います。
旬の魚に良質の脂質が多くなったり、鶏卵なども飼料により特定の成分を多くすることができるのが良い例ですね。

馬肉の認知度も上がっており、馬肉を提供する飲食店や商品も増えてきてますのでこれからもっと身近な食材になるでしょう。


成分比較でも述べた通り、突出してすごいと思う栄養素はありませんでしたが、良質なタンパク質であり、ユッケなどで生食することのできる肉なので贅沢したい時や自分のご褒美で機会があれば是非食べてください。

質問などはTwitterからも受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。
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